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Nottaで録音や文字起こしができないときは、むやみに設定を変えるより、「音声が入っていない」「文字化が進まない」「Web会議にBotが入れない」「ファイルを取り込めない」のどれかを先に切り分けるのが近道です。

本記事では、Notta公式ヘルプの情報をもとに、症状別の確認順をまとめます。筆者の未検証環境を実体験のようには扱わず、端末やOSによって表示名が異なる部分は公式手順へのリンクも案内します。

最初に確認する3点
① 端末とブラウザの両方でマイクを許可
② 録音データに実際の音声が入っているか確認
③ 安定した通信環境で、Nottaと端末を再起動

Nottaで録音・文字起こしできない原因一覧

症状 主な原因 最初に行う対処
録音を開始できない 端末またはブラウザのマイク権限 OSとブラウザの両方でNottaを許可
波形が動かない・無音 入力機器の選択ミス、他アプリがマイクを使用 正しいマイクを選び、録音系アプリを終了
途中で録音が止まる 通信不安定、端末の省電力、他アプリとの競合 安定したWi-Fiへ切替え、端末とアプリを再起動
「テキスト化中」から進まない ネットワークまたは一時的な処理異常 通信を確認し、時間を置いて再確認
ノートが空白になる 無音、発話言語の選択ミス、処理異常 元音声と発話言語を確認
Web会議にBotが入れない 待機室、録画承認、URLやパスワード ホストに入室・録画を承認してもらう
ファイルをアップロードできない 形式、エンコード、容量・長さ、利用環境 ファイル要件と対応形式を確認
途中までしか表示されない プランの利用条件または残り時間 契約プランと残り時間を確認

録音はできているものの誤変換が多い場合は、障害ではなく音質や話し方の問題かもしれません。その場合は、Nottaの文字起こし精度を上げる7つの方法を確認してください。

まず30秒で切り分けるチェック手順

  1. 元の音声を再生する:声が入っていなければ、文字起こし設定より録音経路を確認します。
  2. 症状を分類する:録音開始不可、無音、処理停止、Bot不参加、ファイル取込不可に分けます。
  3. 別の短い音声で試す:10~20秒の音声で動けば、元ファイルや会議設定に原因が絞れます。
  4. 通信と利用環境を確認する:対応ブラウザの最新版、安定したWi-Fi、有線LANなどで再確認します。
  5. 再起動する:設定変更後はNotta、ブラウザ、必要に応じて端末を再起動します。

重要な会議では、本番直前ではなく事前に短いテスト録音を行ってください。録音同意や社内ルールは、AI議事録の録音同意と社内ルールで整理しています。

マイクで録音できない場合の対処法

1. OS側のマイク権限を確認する

Notta Web版では、ブラウザだけでなくWindowsやmacOSなど端末側でも、使用するブラウザにマイクアクセスを許可する必要があります。スマートフォンでも同様に、端末側とブラウザ側の両方を確認します。

  • Windows:プライバシー設定でマイクへのアクセスとデスクトップアプリのアクセスを確認
  • macOS:プライバシーとセキュリティの「マイク」で使用するブラウザまたはNottaを許可
  • iPhone/iPad:設定からSafariまたは使用中のブラウザ・Nottaのマイク権限を確認
  • Android:アプリ権限とChromeなどブラウザ内のサイト権限を確認

設定項目名はOSの更新で変わることがあります。操作に迷った場合は、Notta公式のWeb版でマイクが使えない場合の対処法を参照してください。

2. ブラウザ側でNottaのマイク使用を許可する

過去に「ブロック」を選ぶと、端末側で許可しても録音できません。アドレスバー付近のサイト設定から、Nottaのマイクを「許可」に変更します。公式の推奨ブラウザはChrome、Edge、Safariの最新安定版です。対象外のブラウザや古いバージョンでは動作が安定しない可能性があります。

3. 入力マイクと他アプリの競合を確認する

USBマイク、イヤホン、Bluetooth機器を接続していると、意図しない入力機器が選ばれることがあります。Notta側とOS側で同じマイクを選び、入力レベルが動くか確認してください。

また、ボイスメモ、カメラ、Web会議アプリなどがマイクを使用中だと録音が止まる場合があります。不要な録音・撮影アプリを終了してから再試行します。

4. デスクトップ版でパソコン音声が入らない場合

デスクトップ版で会議音声などのシステム音声を録音する場合、マイク録音とは別の権限や出力設定が関係します。Notta公式では、macOSではバージョンに応じて画面収録またはシステムオーディオ録音の許可、Windowsでは正しい再生デバイスの選択を確認するよう案内しています。設定変更後はNottaを再起動してください。

Botとデスクトップ版の使い分けは、Notta Botとデスクトップ版の比較で確認できます。

文字起こしが進まない・ノートが空白の場合

「テキスト化中」のまま動かない

Notta公式は、まずネットワーク接続の確認を案内しています。不安定なWi-Fiでは時間を置くか別のWi-Fiへ切り替え、モバイル回線ではWi-Fiや有線LANを試します。複数回の操作で同じノートを作らず、処理状況を確認してから再試行してください。

ノートに文字が表示されない

最初に元の録音を再生し、文字起こし可能な音声が含まれているか確認します。音声があるのに空白の場合は、録音された言語と「発話言語」の設定が一致しているか見直してください。

Notta公式では、処理異常が疑われる場合、対象音声をダウンロードしてアップロード機能から再度取り込む方法も案内しています。ただし、機密情報を含む録音は、所属組織の保存・再アップロード規程を確認してから操作してください。

途中までしか文字が表示されない

不具合ではなく、契約プランの1回あたりの利用条件や残りの文字起こし時間が影響している場合があります。料金や上限は変更される可能性があるため、最新条件はNotta画面と公式料金ページで確認してください。プランの違いはNottaの料金と無料版・有料版の違いでも整理しています。

Web会議でNotta Botが参加できない場合

Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどの会議では、Notta側だけでなく会議主催者側の設定も影響します。

  1. 会議URLとパスワードが正しいか確認する
  2. 待機室・ロビーにNotta Botが残っていないか確認する
  3. ホストがBotの入室を承認する
  4. Zoomでは入室後の録画リクエストも承認する
  5. 認証必須・地域制限・接続元IP制限がないか確認する
  6. 前の会議にBotが残っている場合は、退出完了後に再試行する

Notta公式では、待機室やロビーでホストが5分以内に承認しない場合、Botは自動退出すると案内しています。Zoomでは待機室からの入室許可に加えて、録画承認が必要です。

注意:参加者へ無断で録音することは避けてください。Notta Botの名称表示だけに頼らず、会議の冒頭で録音・文字起こしの目的、保存先、共有範囲を伝えると安全です。

音声・動画ファイルをアップロードできない場合

ローカルファイルの取り込みに失敗するときは、次の順に確認します。

  • Nottaの対応形式か
  • 拡張子だけでなく、実際のエンコード形式が特殊でないか
  • ファイル容量と録音時間が上限を超えていないか
  • ファイルが破損しておらず、端末で最後まで再生できるか
  • 対応ブラウザの最新版または最新アプリを使用しているか
  • キャッシュの影響が疑われる場合、ブラウザやアプリを再起動したか

2026年9月4日時点の公式案内では、音声は1GBまたは5時間のいずれか小さい方、動画は10GBまたは5時間のいずれか小さい方が最大です。話者識別を使用する場合は別の制限があります。対応形式や上限は更新される可能性があるため、アップロード前にNotta公式のローカルファイル取込条件を再確認してください。

端末別の追加チェック

iPhone・Android

  • NottaとOSを更新する
  • マイク権限を許可する
  • ボイスメモやカメラなど、マイクを使う他アプリを終了する
  • 省電力モードやバックグラウンド制限の影響を確認する
  • 空き容量を確保する
  • 長時間録音の前に短いテストを行う

Windows・Mac

  • OS側の既定入力・出力デバイスを確認する
  • Bluetooth機器の接続先を確認する
  • ブラウザとNottaを最新版にする
  • macOSでシステム音声を録る場合は、該当する録音権限を許可する
  • Windowsでシステム音声が入らない場合は、正しい再生デバイスを選ぶ

ブラウザ版

  • Chrome、Edge、Safariの最新安定版を使う
  • Nottaサイトのマイク権限を「許可」にする
  • 拡張機能の影響が疑われる場合は、業務ルールの範囲で一時停止して確認する
  • 画面収録ではブラウザの保存領域不足にも注意する

直らないときにサポートへ伝える情報

同じ症状を繰り返す場合は、設定を何度も変えるより、再現条件を整理してNottaサポートへ問い合わせる方が早いことがあります。問い合わせ前に次を控えてください。

  • 発生日時とタイムゾーン
  • NottaのWeb版・モバイル版・デスクトップ版のどれか
  • OS、端末、ブラウザ、Nottaアプリのバージョン
  • 表示されたエラーメッセージ
  • 再現手順
  • 問題が起きたノートのURLまたは識別情報
  • 会議サービス名と、Botが止まった段階
  • 機密情報を隠したスクリーンショット

音声ファイルそのものには個人情報や機密情報が含まれる可能性があります。送付が必要か、共有範囲や保存方針を確認してから提出してください。Nottaのデータ管理を確認する場合は、Nottaのセキュリティとデータ保護も参考になります。

よくある質問

Nottaが録音を開始できない原因は何ですか?

多いのは、OS側またはブラウザ側のマイク権限、入力マイクの選択、他アプリによるマイク使用です。端末とブラウザの両方を確認し、設定後にNottaを再起動してください。

録音はできたのに文字起こしされないのはなぜですか?

元音声が無音、発話言語が不一致、ネットワークが不安定、処理が一時停止、またはプランの利用条件が原因の可能性があります。元音声、言語、通信、利用時間の順で確認します。

ZoomにNotta Botが入れないときはどうしますか?

会議URLとパスワードを確認し、ホストに待機室からの入室と録画リクエストを承認してもらいます。承認が遅れるとBotが自動退出する場合があります。

ファイル形式がMP3でもアップロードできないことはありますか?

あります。拡張子が対応していても、特殊なエンコード、容量・長さの超過、ファイル破損、利用環境などで失敗する場合があります。別の短いファイルで動作を切り分けると原因を絞りやすくなります。

再インストールは最初に行うべきですか?

最初から再インストールする必要はありません。権限、入力機器、通信、対応環境、元音声を確認し、アプリや端末を再起動しても直らない場合に検討します。未同期データがないか確認してから実施してください。

まとめ:症状を分けて上から確認する

Nottaで録音・文字起こしできないときは、次の順で確認すると遠回りを減らせます。

  1. 元音声と症状を確認
  2. 端末・ブラウザのマイク権限を確認
  3. 入力・出力デバイスと他アプリの競合を確認
  4. 通信、対応環境、アプリ更新を確認
  5. Web会議の入室・録画承認を確認
  6. ファイル形式・容量・長さを確認
  7. 発話言語とプランの利用条件を確認
  8. 直らなければ再現情報を添えてサポートへ連絡

これからNottaを試す場合は、いきなり重要な会議で使わず、無料版で短いテスト録音から始めると安全です。操作の流れはNotta無料版の使い方で確認できます。

参照した公式情報

情報確認日:2026年9月4日。サービスの仕様・料金・画面表示は変更される場合があります。