賃貸物件探し 最新!賃貸物件事情 ZEHとは?
記事更新日 令和4年11月15日
昨年末、家賃節約のために実家に戻ったのですが、あらゆるストレスで再び実家を出ることに・・。そこで発見した、素晴らしき新築賃貸物件の性能と設備をお伝えしていきたいと思います!
賃貸物件探しの迷いどころの一つ、中古物件VS新築物件。
結論から言うと、断然、新築物件を選んだ方が良いです^_^
とは言え、家賃の差は気になるところ。
それでも新築物件を選んだ方が良い理由について解説していきます!!
賃貸物件の性能(ZEH)と設備
賃貸物件の設備は分かるけど、性能??ZEH???・・と、大半の方が思うであろうこのタイトル。私も驚きの充実性能でしたので、解説していきます!
ZEHとは?
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語
読み方:ゼッチ
意味:エネルギー収支をゼロ以下にする家
『断熱性・省エネ性能を上げ、太陽光発電などエネルギー創出により、家庭で使用する年間エネルギー消費量を、実質的にゼロ以下にする家』とのこと。
簡単に言うと、環境にもお財布にもエコなお家って事です🏠💴✨
現在、戸建て住宅を建築予定の方であれば、『ZEH』を知っている方も多いのかもしれません。我が家も新築戸建て住宅を建設予定のため、ZEHのことは知っていました。快適な生活は戸建てでしか叶わないであろうと思い込んでいたので、ZEHが賃貸住宅にもある事を知って、めちゃくちゃ驚きました(°_°)!!
こんな高性能な住宅環境が賃貸で叶うなんて・・
(戸建て・・要らないかも。。)←心の声
戸建てのZEH基準を満たす賃貸住宅が、日本で初めて建てられたのが大東建託、2017年11月のこと。太陽光発電パネルが載っている賃貸住宅があったら、要チェックです!!
お財布にもエコな住宅であれば、性能が何もない中古物件に比べ、家賃が少し高くなっても、実質的な出費は同じになりますね♪
賃貸物件の充実設備
我が家は今月(2022年11月)に新築の賃貸物件に引っ越しをしたばかり。住んでみて1週間が経過した現時点で気が付いた、便利&驚きの設備について書いていきます。
①設備も建物も新品で気持ちが良い
②太陽光発電
③IHコンロ
④エコジョーズ
⑤防音・断熱
⑥宅配ボックス
⑦モニター付きインターホン
⑧浴室乾燥機
⑨監視カメラ
⑩収納やコンセントが豊富
⑪浄水器
⑫室内物干し
⑬無料Wi-Fi
⑭全室照明付&ダウンライト
全てが新築ならでは・・というわけではありませんが、我が家に付いている設備はざらっと上げてもこれだけありました!至れり尽くせりで、一軒家の夢が無くなりそうな勢いです。笑
それでは、一つずつ見ていきましょう♪
①設備も建物も新品で気持ちが良い
言わずもがな、これは新築物件でしか味わえない心地良さと気分の良さ。
初期費用を抑えるために消毒清掃をやめたので、棚や床に汚れ(埃とかゴミとか)はありましたが、普通のお掃除をすれば問題なく綺麗な部屋になります。
なんと言っても、水回りが新品なのは本当に気持ちが良いですね。
②太陽光発電
ZEHに必要不可欠な設備の太陽光発電システム。実は、契約時には気が付かなかった太陽光発電のパネル。住み始めて外から屋根を見上げて発見しました。笑
大東建託のZEH物件では、太陽光発電で得られた電力は、居住者が使用することになっています。余った電力の利益は大屋さんに入るようですが、電気代金が上がっていく中で、少しでも負担が減るのはとても有り難いですよね。稀に戸建てタイプの賃貸住宅で、売電の利益も居住者に還元される物件があります。ただ・・その物件の家賃はめっちゃ高かったです(^^;;
さらに蓄電池がある物件であれば、災害による停電時にも安心して生活ができますね。
③IHコンロ
築年数が浅い物件であれば、ちらほら見受けられるIHコンロ。今まで住んでいたお家は、ガスコンロを使用していたので、使い方に慣れるか不安でした。実際使ってみると・・2日目には慣れました。もうガスコンロに未練はありません。笑
IHのメリット
・火災リスクの低減
・一酸化炭素が出ない
・ガス漏れの心配がない
・コンロの凸凹がなく、手入れが非常に楽
・作業スペースとしても使える(※使用前の台が冷たい時に限る)
ガスコンロ時代、ガスコンロ脇の隙間に、吸い込まれるように食材を落としまくっていました。完全にG(ゴキちゃん🪳)の餌場となっていましたね・・。ビルトインタイプのガスコンロであれば、比較的お手入れは楽にはなりますが、一般的なガステーブルは重量もかなりあり、年末の大掃除は大変でした。次にまた賃貸物件探しや、新築戸建ての計画を立てる時には、IHコンロ一択!!と思うほど、IHコンロは良かったです!特に、ズボラな私にはピッタリでした。笑
④エコジョーズ
『エコジョーズ』は、少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器。
排気熱を再利用することで給湯効率を上げてくれるので、ガスの消費量が少なく済みます。二酸化炭素の排出量を減らすことができるので、環境に優しく、ガス料金の節約にもつながるのがメリット。
しかも、賃貸物件であれば給湯器を設置するのは大家さん負担なので、居住者は負担ゼロでメリットだけを受けることができます。
⑤防音・断熱
2階建ての2階に住んでいるので上下の防音は分からないけれど、外の工事音がうるさいと感じません。一番驚いたのは断熱効果!
クッションフロアと高遮音床
部屋に入ってみて気がついたのが、床材を踏んだ感覚がふわふわ・・?
案内してくれた営業さんに聞いてみたところ、『クッションフロア』を採用しているとのこと。このクッションフロア自体はかなり前から知っていたのですが、遮音にも力を入れているとか。我が家は2階のお部屋を借りているので、1階はどうなっているのか定かではないのですが、とりあえず下の階への音は、だいぶ軽減されている模様。更に、傷がついてもフローリング1枚ごとの交換ができるので、退去費用も安く済むのだそう。小さな子供がいる我が家も安心して暮らせます。
クッションフロアは優しい踏み心地に加えて、床冷えが少ないのも特徴。マット類も最低限の枚数で暮らせそうです。
断熱性能の向上
11月ともなると、朝晩は冷えますね。外気は9〜11℃くらい。日中は日当たりが良く、外気も19〜23℃で、室内は23〜25℃になります。
めちゃくちゃ驚いたのが、この日中温まった空気がなかなか冷えないこと。
我が家はリビングに、温度湿度計付きのデジタル時計を置いているのですが、夜は22℃。朝は・・驚きの20℃です!!!引っ越す前の実家の朝は、寝るときに18ど。朝は14℃まで冷え込む日もありました。(暖房つけないと眠れない&布団から出られないレベル)賃貸に引っ越してきて、まだまだこたつもエアコンも出番はなさそうです^ ^
複層ガラス+アルミサッシ
防音、断熱、防犯効果を高める複層ガラスに加え、更に断熱効果を高めるアルミサッシの採用がされていました。リフォームがされた賃貸物件であれば、ガラスも厚いものになっている物件もあったりしますが、ZEH基準を満たす最新物件の設備は完璧ですΣ(‘◉⌓◉’)
⑥宅配ボックス
コロナ禍ということもあり、宅配ボックスも普及してきましたね。不在の時でも再配達を待たずに配達物を受け取れる宅配ボックスは、あるととても便利なので、新居を建てる際には取り入れたい設備の一つです。これが賃貸住宅にもあるのは、本当に嬉しく思います!
SUUMO、めちゃくちゃ見ましたけど・・賃貸で宅配ボックスが付いている物件は、築年数が10年以上の物件では皆無。築浅物件でも、なかなか付いていない印象です。
⑦モニター付きインターホン
モニター付きインターホンは、かなり前から普及し始めているので、今では半数近い物件に付いている印象です。
我が家は玄関が1階、居住スペースが2階なので、キッチンの横にモニター付きインターホンがあるのはとっても便利です!
防犯にも役立つので、我が家では物件探しの必須要項となっています。
⑧浴室乾燥機
ドラム式乾燥機能付き洗濯機の普及に伴い、浴室乾燥機の出番はないんじゃないか?と思われがちですが、それは大間違い!!
暖房としても使えるので、さむ〜い冬に、脱衣所やお風呂場で凍えなくて済むのです!もちろん、梅雨の時期や雨の日、洗濯物が多くて干しきれない日には、浴室乾燥機を使って乾かせるので助かっています。と同時に、浴室内が乾いてカビの発生予防にもなるので重宝しています^ ^
高齢者がいる場合には、寒暖差によるヒートショックも防げるので、必要な設備だと思います。
⑨防犯カメラ
駐車場入り口付近と、玄関側に防犯カメラが設置してありました!
防犯カメラや監視カメラを設置するだけで、犯罪行為を抑止する効果があるそうです。
我が家には付いていないですが、ALSOKホームセキュリティが付いている物件もあります!
こういったものは、あるに越したことはないですね。
⑩収納やコンセントが豊富
キッチンの横にクローゼットがあり、キッチで使う消耗品や掃除道具、調味料や缶詰などの買い置きの収納に使っています。キッチンは扉タイプで収納力や使い勝手はあまり良くなかったのですが、ちょっとした収納アイテムを足すことで、食器棚の購入を回避することがきました。
蒸気が出て置き場所に困る炊飯器は、キッチンに付いているカウンターとコンセントのおかげで、炊飯器専用に台を買わずに済んでいます。
他にも、洗濯機上に可動棚、洗面所上に棚、トイレの上部にも扉つきの棚が設置されているので、子供の物品で溢れている我が家の荷物も、なんとか収まっています。
築年数が経過している物件では、収納がうまく配置されていなかったり、トイレに収納がなかったり・・ということも多々あります。突っ張り棒や家具で対応しても良いのですが、重さに耐えられず落下するのがストレスになることもありますし、床置きの家具が多いと掃除が大変になったり。購入にもお金がかかります。最初から備え付けられている方が、断然身軽で使い勝手が良いです。
⑪浄水器
我が家は浄水器をレンタルで使っているので必要ないのですが、浄水フィルターを1つ無料で付けてくれてあるらしいので使わせてもらってます^ ^
飲料としてなら、ウォーターサーバーでも良いのですが、家族がいて、お料理にも使う場合には、浄水器を付けた方が、月額が安く済む場合もあります。
浄水器を設置してから、塩素臭の漂う水道水を飲めなくなりました・・。電気ポットに入れて沸かしていてもめっちゃ臭う(^_^;)
最低限、塩素だけでも取り除いてくれる浄水器があると、生活の満足度が上がりますね♪(我が家のフィルター定期交換代金は入居者負担)
⑫室内物干し
日当たりの良い窓際に、物干し竿を設置できる設備があります。
雨の日、花粉の多い日、虫対策に・・といった場合や、最近では夜に洗濯をする方も増えていますよね。
そして更に、もっと便利な活用方法も!
暑い夏の日も、寒い冬の日も、一旦快適な室内物干しで洗濯物を干し終えます。そして・・一気に外干し竿へ移します!!洗濯物の取り込みもめちゃくちゃ楽ちん♪ズボラな私は、その日に使うものはそのまま室内物干し竿にかけっぱなしです。笑
⑬無料Wi-Fi
今はネットが当たり前の時代。引っ越すたびにインターネット回線のお引越しをするのも大変です。大家さんがまとめて契約をしてくれて、入居者は無料でWi-Fiを使える・・という物件も増えてきました。
入居者は、接続設定を行うだけでインターネット使い放題♪
スマホのパケット代金を安く済ませることができています📱💰
⑭全室照明付&ダウンライト
むかーしむかし(かれこれ16年前)、初めて実家を出て一人暮らしを始めた時のこと。その時も新築の賃貸物件を契約したのですが、照明器具が付いていないのが当たり前でした。最近では、築年数の浅い物件や、積水ハウスのシャーメゾンには、あらかじめ照明器具が付いている物件があります。
照明器具を全部屋分買いに行くのも、持ち運んで箱を開けて、取り付け方を読んで・・お金もかかるし、めっっっちゃ大変でした(^◇^;)しかも、取り付けたものは、部屋を解約した時に取り外して出ていかなくてはなりません。全ての賃貸物件に照明器具が付いていたらいいのに・・と思うくらいです。
そして更に、最近の新築賃貸物件は『おしゃれさ』も進化しています。アクセントクロスがあったり、手入れが楽チン且つ見た目にもおしゃれなダウンライトが採用されていたり。我が家はキッチン、浴室、脱衣所、廊下、トイレ、玄関にダウンライト。洋室にシーリングライト(天井にピタッとしている丸いタイプ) が付けられているので、埃が溜まりやすそうなのは、洗面台の電気カバーくらい💡家事負担が減って嬉しい限りです^ ^
まとめ
家電や賃貸住宅も時代と共に進化していくものです。お部屋探しをしていてメインに見るのは立地や間取り、許容できる家賃かどうか・・という辺りかと思います。そこに『住み心地』や『安全性』、余裕があれば『デザイン性』にまで目を向けてみると、生活の満足度が上がります!家賃、光熱費、家具にかかる費用をトータルで比較して同じであれば、気分が上がる方の物件を選びたいですよね。
1日の半分以上を過ごすお家。
最終的には『自分に合ったもの』を探すのがベスト。楽しくお家探しができると良いですね♪( ´▽`)