記事更新日2022年11月
確定申告 知っていないと危ない!?税理士選びのポイント4選
〜 暗号資産 億り人が解説します 〜
今年も残すところあと2ヶ月(現在2022年11月)。
年が明けると確定申告の時期が迫ってきますね。
普通のサラリーマンであれば、副業をされている方や、株式投資などをされている方でない限り、ほとんどの方は確定申告を税理士にお願いする機会はないと思います。
税理士を探すにあたって、右も左も分からぬまま発進すると、大きな事故にもつながる恐れが・・。
というわけで、事故を避けるための4つのポイントを解説していきます。これから税理士を探そう!という方の予習的な記事となっていますので、参考にしていただけたら幸いです。
①税理士は万能ではない
②税理士もお客さんを選ぶ
③繁忙期を避けて探す
④税理士は近くで探さなくても良い
まとめ
①税理士は万能ではない
「税理士って税のことなら何でも知ってるんでしょ?」と言われれば、当たり前のごとく一般の人とと比べたら、はるかに税のことに詳しいです。しかし、税にはたくさんの種類があり、法人関係が得意な先生もいれば、相続に特化して得意な税理士もいます。お医者さんが内科、皮膚科、消化器科・・と分かれているように、税理士ひとりひとりに得意分野というものが存在します。
我が家も今年(2022年)に確定申告を行う際、税理士さんにお願いしようと探し回ったのですが、何も知らなくて本当に大変でした。
税務署で教えてもらった、地元の税理士会(地元の税理士が複数名登録していて、無料相談ができるところ)を頼りに、良い税理士さんに出会うことができました。
管轄の税務署に問い合わせれば、そういったところから自分に合った税理士を見つけることができるかもしれません。無料相談といえども、相談する税理士の先生が変われば、また1から自分の状況を説明しなければなりません。かなりの時間と労力を費やすことになりますので、税理士探しのスタートは効率良く行きましょう!
②税理士もお客さんを選ぶ
税理士を探すにあたって、「契約してお金払えばやってもらえるんでしょ?」と思ったら大間違い。
先に解説したように、税理士ひとりひとりに得意、不得意分野というものが存在します。簡単なものであれば引き受けてもらえることもありますが、実体験として、我が家は非常に複雑だったため、2人の税理士さんにお断りされてしまいました。
税理士側がお客さんを選ぶにあたって見るところは、以下の通り。
・自分ができそうな内容の案件か(問題なく正しく申告できる知識と経験があるか)
・時間に余裕があるか(繁忙期で手一杯だと引き受けることが困難)
・人間的に信用できるか(不正があれば、税理士生命が脅かされるため)
以上のような理由から、引き受けてもらえない・・ということが起こり得ます。
しかし、それでも門前払いということはなく、やはり人のために働いていらっしゃる先生が多く、お金にならないのに相談に乗ってくれたり、できる限りのアドバイスをしてくださいました。
③繁忙期を避けて探す
確定申告は、毎年決まった時期に期間が設けられ、企業には決算月、年末には年末調整もあります。それにより、税理士事務所では11月〜5月が繁忙期となっています。
我が家はガッツリこの繁忙期に税理士探しを始め、どっぷり税理士探しの沼に浸かりました。本気で危機感を覚え、何とか2ヶ月かかって、引き受けてくれる税理士さんを見つけることができました。
お互い(税理士の先生と自分)のために、繁忙期の11月〜5月を避けて、余裕を持って探すことを切にお勧めします・・。人気ある税理士さんからどんどん埋まっていきますからね!(我が家を担当してくれた税理士さんは、余裕を持ってスケジュール管理をされていたので、お願いすることができました。それでも作業は徹夜だったそうです・・汗)
④税理士は近くで探さなくても良い
税理士に相談するにあたって、状況を説明するために資料を持参したり、確定申告に必要な書類の提出があります。今はネットも発達していて、確定申告も電子で申告することが可能ですし、税理士側も電子ベースでやりとりしてくれた方が作業がスムーズと言われます。
そんな時代ですので、「税理士は家から近いところでないとダメ」ということはありません。年代が若い税理士の先生であればなおのこと。遠方でも対応してくれる税理士は全国にたくさんいます。我が家は個人の確定申告がかなり複雑な状況だったのと、法人の設立も予定していたため、地元の税理士さんにお願いすることにしましたが、「ネットで対応してくれる方が楽!」と感じる方は、全国から探して見るのも一つの手だと思います。
まとめ
・税理士もひとりの人間であるということを理解しておく(得意・不得意の存在、時間は有限、依頼する側の人間性も大事)
・繁忙期を避けられるのであれば、早めに探しておく(繁忙期は相談さえ対応してもらえない可能性もあり、案件によっては探すのが非常に困難になる)
・全国から探す(範囲を広げることで、自分に合う税理士を探す可能性が上がる)
以上の点を踏まえて税理士探しをしていけば、対応しくれる税理士さんを効率良く探すことができると思います。
時間に余裕があれば、相見積もりをとるのがお勧め。
お財布にもゆとりをもたせることが可能になるかもれません♪
我が家は微塵のゆとりもなく、見積りも取らず・・最初の予定金額の20万円→実際には100万円に跳ね上がりました💦(※これでも相場の範囲内)更にこの間、税理士事務所の方に「同じような案件来たら報酬200万円〜300万円に価格設定変更しました〜」って言われたので、100万円でも不幸中の幸いだったと感じています。
仮に年末に利益が確定する場合でも、状況さえ分かっていれば税理士探しは始められるので、先に探して目星をつけておくのも有りですね^ ^